読了「認知症になっても人生は終わらない 認知症の私が、認知症のあなたに贈ることば 」
認知症の症状は誰にでも現れる可能性があるし、また完治する治療薬はまだできていない。高齢になればなるほど認知症になる可能性が高いため、超高齢社会を迎える日本において、認知症をきちんと理解することはみんなに必要なことだと思う。
たとえば「あなたは日本人だから」「あなたはB型だから」と自分についてタグ付けされ思い込みで決めつけられたとき、ちょっとムッとしたりあまりいい気分にならないときがあると思う。同様に「あなたは認知症だから」と偏見を持たれ出来ることを奪われてしまったらどうだろう。
この本には認知症の当事者の声がたくさん詰まっている。そのどれもが胸に響く。
そして自分にも偏見がないか?と反省させられる。
認知症になっても人生は終わらない 認知症の私が、認知症のあなたに贈ることば
- 作者: 認知症の私たち,丹野智文,樋口直美,大城勝史,NHK取材班(協力)
- 出版社/メーカー: harunosora
- 発売日: 2017/04/17
- メディア: 単行本
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