読了「認知症になっても人生は終わらない 認知症の私が、認知症のあなたに贈ることば 」
認知症の症状は誰にでも現れる可能性があるし、また完治する治療薬はまだできていない。高齢になればなるほど認知症になる可能性が高いため、超高齢社会を迎える日本において、認知症をきちんと理解することはみんなに必要なことだと思う。
たとえば「あなたは日本人だから」「あなたはB型だから」と自分についてタグ付けされ思い込みで決めつけられたとき、ちょっとムッとしたりあまりいい気分にならないときがあると思う。同様に「あなたは認知症だから」と偏見を持たれ出来ることを奪われてしまったらどうだろう。
この本には認知症の当事者の声がたくさん詰まっている。そのどれもが胸に響く。
そして自分にも偏見がないか?と反省させられる。
認知症になっても人生は終わらない 認知症の私が、認知症のあなたに贈ることば
- 作者: 認知症の私たち,丹野智文,樋口直美,大城勝史,NHK取材班(協力)
- 出版社/メーカー: harunosora
- 発売日: 2017/04/17
- メディア: 単行本
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読了「看る力 アガワ流介護入門」
阿川佐和子さんの著書。TVで拝見していて自然体で気持ちのいい方だなと感じていたけれど、この本も医師の大塚さんとの対談形式で、軽やかにわかりやすく介護について書かれていた。
自分も含め日本人というのはとかく生真面目というか何事も暗く重く考えてしまいがちな人種のような気がする。けれど、一事が万事というわけではないし、介護もそれが看る人にとっても看られる人にとっても人生や生活のすべてではないわけだから、もっと気軽に話題にしてみんなで考えていけるようになるといいのかなと思った。
看ることも看られることも誰にでもあるだろうお話。もし自分の身近な人に介護が必要になったとき、また自分が看てもらう立場になったとき、そのときのことを考えるためのヒントになる言葉がたくさんあった。
それにしても人間って本当に考え方ひとつで劇的に変わることができるんだと思った。
■
2018年後半、
久しぶりに思い切って自分の人生の舵を切りました。
もっと社会の役に立ちたくて
毎日を充実して生きたくて
とにかく何かを変えたかった
どんな人生を送りたいのか
自分を見つめ社会を見つめ
すべての人が笑顔で暮らせる地球になるよう
私が得意なことを活かして
恩返ししていこう
そのために学ぶことがたくさんあって
ちょっと忘れっぽい自分が忘れずにいられるよう
そして自分の自信にしていこう
そう思って書き始めてみることにしました
何をどうとは決めていないけれど
必要なこと、好きなこと、大事なこと
肩の力を抜いて正直に